たっし

精選版 日本国語大辞典 「たっし」の意味・読み・例文・類語

たっ‐し

  1. [ 1 ] ( 断定助動詞「たり」に過去の助動詞「き」の連体形の付いた「たりし」の変化したもの ) …であった。
    1. [初出の実例]「生田の森の合戦において名を天下に上げ、武将たっし誉を」(出典:謡曲・通盛(1430頃))
  2. [ 2 ] ( 完了の助動詞「たり」に過去の助動詞「き」の連体形の付いた「たりし」の変化したもの ) …てしまった。
    1. [初出の実例]「此水辺で別れたっし物を」(出典:三体詩絶句鈔(1620)四)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「たっし」の意味・わかりやすい解説

タッシ
Tassi, Agostino

[生]1565
[没]1644
イタリアの風景画家。別名 Agostino Buonamico。 C.ロランの師として知られる。ローマに出て P.ブリルに師事。主として海辺の風景や港の絵を描いて名声を得た。

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