タマタブ(英語表記)Tamatave

デジタル大辞泉 「タマタブ」の意味・読み・例文・類語

タマタブ(Tamatave)

マダガスカル東部の都市トゥアマシナ旧称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「タマタブ」の意味・わかりやすい解説

タマタブ
Tamatave

アフリカ大陸南東方,インド洋上にあるマダガスカル共和国東部の港湾都市。現地名トゥアマシナToamasina。人口20万3000(2005)。同国最大の貿易港で,鉄道によって内陸の首都アンタナナリボと結ばれ,空港もある。砂糖コーヒーチョウジ,米などがおもな輸出品で,食品加工がおもな工業である。18世紀ごろからヨーロッパ人の貿易基地として出現した港で,フランスによって繰り返し占領された。1896年にフランスによるマダガスカルの植民地化が完了してから,港湾都市として発展した。1927年に激しい暴風雨によって壊滅的な被害があったが,のちに復興した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タマタブ」の意味・わかりやすい解説

タマタブ
たまたぶ
Tamatave

アフリカ南東部、マダガスカル東部にある港湾都市。トアマシナToamasinaともよばれる。インド洋に臨む。人口13万7782(1993センサス)、16万9800(2002推計)。町は砂地の半島部に位置し、農産物加工をはじめとする種々の産業がある。また内陸の首都アンタナナリボとは鉄道で結ばれている。マダガスカルの全貿易額の約半分の商品はこの港を通して輸出入され、主要輸出品としてはコーヒー、バニラ、チョウジで、輸入品としては石油資本財、消費物資などである。

[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「タマタブ」の意味・わかりやすい解説

タマタブ

トゥアマシナ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タマタブ」の意味・わかりやすい解説

タマタブ

「トアマシナ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android