ダグー夫人(読み)ダグーふじん(英語表記)Agoult, Marie Catherine Sophie de Flavigny, comtesse d'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダグー夫人」の意味・わかりやすい解説

ダグー夫人
ダグーふじん
Agoult, Marie Catherine Sophie de Flavigny, comtesse d'

[生]1805.12.31. フランクフルト
[没]1876.3.5. パリ
フランスの女流作家。 1834年作曲家リストと駆落ちし3子をもうけ,うちコジマはのちにワーグナーの妻となる。そのサロンにはビニー,ハイネら文学者が多く出入りした。ダニエルスターンペンネームで『共和派書簡』 Lettres républicaines (1848) ,『二月革命史』 Histoire de la Révolution de1848 (51~53) を書く。ほかに自伝的小説『ネリダ』 Nélida (46) など。ジョルジュ・サンドサント=ブーブの友人としても知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android