ダフニスとクロエ物語(読み)ダフニスとクロエものがたり(その他表記)Poimenika ta kata Daphnin kai Chloēn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダフニスとクロエ物語」の意味・わかりやすい解説

ダフニスとクロエ物語
ダフニスとクロエものがたり
Poimenika ta kata Daphnin kai Chloēn

ギリシアの小説。2~3世紀頃のロンゴスの作。当時流行した恋愛冒険物語のなかでは出色の作品。舞台を主としてレスボス島の牧歌的な田園に限っている点が特異で,四季の美しい移り変りのなかで牧人のダフニスと羊飼いの娘クロエの清純な愛が展開される。2人の愛は恋がたきや海賊や戦争によって妨げられるが,やがて2人とも金持の市民の捨て子だったことが判明,めでたく結婚する。 (→エロチコイ )

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