日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダブナント」の意味・わかりやすい解説 ダブナントだぶなんとWilliam D'Avenant(1606―1668) イギリスの詩人、劇作家。オックスフォードの宿屋に生まれ、シェークスピアの私生児と自称する。作品には、喜劇『才子たち』(1636)、イギリス・オペラの先駆『ロードス島攻囲』(1656)、ドライデンとの協力による『あらし』などシェークスピア劇の改作、イニゴ・ジョーンズInigo Jones(1573―1652)との協力による多くの仮面劇など。1638年桂冠(けいかん)詩人となる。[村上淑郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例