ダラム大聖堂(読み)ダラムだいせいどう(英語表記)Durham Cathedral

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダラム大聖堂」の意味・わかりやすい解説

ダラム大聖堂
ダラムだいせいどう
Durham Cathedral

イギリス北部のダラムにある大聖堂。イギリスの代表的アングロ・ノルマン様式建築。 1093年起工,完成は 1133年頃。その様式アングロ・サクソン伝統にノルマン様式を混合したもので,木造屋根に代わってすでにリブ・ボールト (肋骨穹窿) が用いられている。重厚な柱や壁ならびにノルマン的幾何学文様に特色がある。 13~15世紀に増改築されたため,外観はゴシック風である。 1986年世界遺産の文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android