ダンテ交響曲(読み)ダンテコウキョウキョク

デジタル大辞泉プラス 「ダンテ交響曲」の解説

ダンテ交響曲

ハンガリー生まれの作曲家フランツ・リストの女声合唱または児童合唱と管弦楽のための作品(1855-1856)。原題《Eine Symphonie zu Dantes Divina commedia》。ダンテの『神曲』に着想を得て作曲された。

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世界大百科事典(旧版)内のダンテ交響曲の言及

【リスト】より

…彼のもとにはビューロー,P.コルネリウスC.タウジヒらが集まった。ピアノ曲集《巡礼の年》第1年(1854),第2年(1849),《超絶技巧練習曲》(1851)および《ピアノ・ソナタ》(1853),管弦楽曲では交響詩《前奏曲》(1848),《タッソー》(1849),ピアノと管弦楽のための《死の舞踏》(1849),《ダンテ交響曲》(1856),《ファウスト交響曲》(1857)のほか2曲のピアノ協奏曲(《第1番》1849,《第2番》1861)など主要作品が多い。作曲技法として主題とその変容による単主題的作法を確立,シェーンベルクの〈発展的変奏〉技法の先駆をなした(《ソナタ》《前奏曲》など)。…

※「ダンテ交響曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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