ラテン語でキスアルピーナ。アルプスの手前側のガリアのこと。ロンバルディアなど北イタリア一帯をさす。第2次ポエニ戦争の頃からこの地方のケルト(ガリア)人を討って勢力圏に入れたローマ人がつけた名。同盟市戦争後その住民にラテン市民権を認め,カエサルのもとでローマ市民権が認められた。ポー川を挟んでトランスパダーナとチスパダーナに分けられる。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...