チチブシロカネソウ(読み)ちちぶしろかねそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チチブシロカネソウ」の意味・わかりやすい解説

チチブシロカネソウ
ちちぶしろかねそう / 秩父白銀草
[学] Enemion raddeanum Regel

キンポウゲ科(APG分類:キンポウゲ科)の多年草。オオシロカネソウともいう。茎は高さ10~30センチメートル。葉は1回3出の複葉。4~5月、散形花序をつくり、径1センチメートルの白色花を開く。本州中部地方の深山林下に生え、朝鮮半島、中国東北部、シベリアに分布する。シロカネソウの名がつくが、花弁がなく、雌しべが3~5本であるなどの点でシロカネソウ属Dichocarpum植物と区別される。

[門田裕一 2020年3月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む