チャップマンシマウマ(読み)ちゃっぷまんしまうま(その他表記)Chapman's zebra

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャップマンシマウマ」の意味・わかりやすい解説

チャップマンシマウマ
ちゃっぷまんしまうま
Chapman's zebra
[学] Equus burchelli antiquorum

哺乳(ほにゅう)綱奇蹄(きてい)目ウマ科の動物サバンナシマウマの1亜種で、南アフリカボツワナナミビアジンバブエにかけて分布する。体高1.3~1.45メートル。胴体の縞(しま)と縞の間の白色部に、淡褐色の陰縞がある。南方のものをダマラシマウマDamara zebraとして、別亜種にすることがある。

[祖谷勝紀]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャップマンシマウマ」の意味・わかりやすい解説

チャップマンシマウマ
Equus burchelli chapmani; Chapman's zebra

奇蹄目ウマ科。体の縞と縞との間に薄いかげ縞をもつ個体が多いが,ほとんど真黒なものもあり,縞模様変異に富む。前後肢には縞がほとんどない。普通5~20頭の家族群で生活しているが,乾季には 100頭以上集ることがある。アフリカ南部の明るい草原地帯に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む