チャンドラグプタ〔マウリヤ朝〕(その他表記)Candragupta

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

チャンドラグプタ〔マウリヤ朝〕(チャンドラグプタ)
Candragupta

生没年不詳(在位前321~前297頃)

古代インド,マウリヤ朝初代の王。マガダ国の西北辺境で挙兵してナンダ朝を滅ぼし,またアレクサンドロス大王死後の混乱したパンジャーブからギリシア人勢力を一掃した。シリア王セレウコス1世の軍勢がインダス川を渡って侵攻した際には,講和により象500頭と引き換えにインダス川以西のアフガニスタン南半に至るまでの土地を獲得した。この講和を機にセレウコス朝とは同盟が結ばれ,前304年頃にはメガステネースが使者として首都パータリプトラを訪問した。古典古代の著述家の記述からは彼のもとに膨大な軍勢があったことが知られ,その支配領域は半島最南端とカリンガを除くインド全域とアフガニスタンに及んだと推測される。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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