日本大百科全書(ニッポニカ) 「チュラロンコーン大学」の意味・わかりやすい解説
チュラロンコーン大学
ちゅらろんこーんだいがく
Chulalongkorn University
タイ国最古の名門大学。1917年チュラロンコーン王(ラーマ5世)によって創設された総合大学。キャンパスはバンコク市内の中心部に位置し、寺院風の色彩豊かな建物からなる。文学、理学、建築学、商学・会計学、政治学、経済学、教育学、工学、美術、医学、看護学、獣医学、歯学、コミュニケーション学、法学、薬学、総合保健学の17学部と大学院から構成されている。大学付属研究所として、社会調査研究所、人口研究所、環境研究所、健康研究所、言語研究所などがある。1999年現在、教員数約2400人、学部学生数約1万4000人、大学院生約5100人となっている。教授用語はタイ語。
[馬越 徹]