チョルマグン(読み)チョルマグン(その他表記)Chormagun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チョルマグン」の意味・わかりやすい解説

チョルマグン(綽児馬罕)
チョルマグン
Chormagun

[生]?
[没]1242
モンゴル帝国の武将太祖チンギス・ハンのホルチ (箭筒使) となり,太祖の西征に従う。太宗オゴデイ即位翌年 (1230) インドから戻り,旧ホラズム国の一部で策動していたジャラール・ウッディーンを征討するため3万の軍隊を率いてペルシア出征,翌年征討に成功。引続きペルシア平定に従事し全域手中に収め,太宗の命によってその後 11年間占領地支配に尽した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む