20世紀西洋人名事典 「チョー・ハオリー」の解説
チョー・ハオ リー
Cho Hao Li
1913.4.21 -
米国の生化学者。
カリフォルニア大学バークリー校教授,バークリー大学ホルモン研究所所長。
広東(中国)生まれ。
1933〜35年南京大学化学講師。’35年米国移住。カリフォルニア大学バークリー校大学で’38年博士号を取得。’50年同大生化学、実験内分泌学の教授及び同大ホルモン研究所所長を併任。’55年市民権を得る。脳下垂体ホルモンの研究に生涯を費やし、コルチコイドの分泌を促す副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)など脳下垂体から分泌される蛋白質ホルモンの分離に成功。’56年メラノサイト刺激ホルモンの単離に成功。’66年人間の成長ホルモンが256個のアミノ酸から構成されていることを発見、’69年合成にも成功。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報