現代外国人名録2016 「チン・シウトン」の解説
チン・シウトン
程 小東
Ching Siu-tung
- 職業・肩書
- 映画監督,アクション監督,武術指導家
- 国籍
- 香港
- 生年月日
- 1952年
- 出生地
- 中国・安徽省
- 本名
- 程 冬兒
- 学歴
- 東方戯劇学校(香港)
- 受賞
- 香港電影金像奨武術動作賞(第6回)〔1987年〕「サイキックSFX/魔界戦士」,アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭SFX賞(第20回)〔1992年〕「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2」
- 経歴
- 映画監督・脚本家である父、程剛(チン・コン)の影響を受け、10歳の頃から武術家の唐迪に武術、京劇を学ぶ。17歳でスタンドインを始め、その後、スタントマン、スタンドイン、エキストラ等で功夫映画に出演。1973年父の作品「14アマゾネス 王女の剣」で武術指導の助手として参加、以後武術指導家として映画やテレビの武術指導のクレジットのトップに名前が出る。’79年邵氏兄弟公司(シュウ・ブラザーズ)に入り、武術指導家や俳優として参加。’81年「ミッドナイト・エンジェル」でツイ・ハーク(徐克)監督に出会い、以降ツイ・ハーク作品のアクション監督として活躍。’82年「ザ・SFX時代劇 妖刀・斬首剣」で初監督を務め、’87年「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」が大ヒットする。その後、チャン・イーモウ監督から絶大な信頼を受け、「HERO」(2002年)、「LOVERS」(2004年)、「王妃の紋章」(2006年)のアクション監督を務め、世界的に注目を集める。他の監督(アクション監督兼)作品に「サイキックSFX/魔界戦士」(1986年)、「テラコッタ・ウォリア/秦俑」(’89年)、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2」(’90年)、「スウォーズマン」シリーズ(’90〜93年)、「冒険王」(’96年)、「エンプレス―運命の戦い」「カンフー・ダンク!」(2008年)、アクション監督作品に「ウォーロード/男たちの誓い」(2007年)、「刺陵」(2009年)など。香港・中国アクション映画の第一人者。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報