ついたち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ついたち」の意味・わかりやすい解説

ついたち
ついたち / 朔日

一日

つきたち(月立)の転化した語で、月の初め、月の上旬をいったが、月の第一の日をいい、とくに正月の第1日(元日)をいうこともある。江戸時代には、「ついたちの雪」(八朔(はっさく)、八朔の雪)といって、陰暦8月1日に、江戸新吉原遊女が一斉に白無垢(しろむく)の小袖(こそで)を着用する風習があった。また、陰暦6月1日には、加賀の前田家から将軍家に雪献上があったが、これは真夏のこととて、雪室(ゆきむろ)での貯蔵以上に道中がたいへんであった。

[宇田敏彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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