つぶつぶ

大辞林 第三版の解説

つぶつぶ

( 副 )
水の流れる音を表す語。 「岩間の水の-ときこえ知らせ給ふべき程だになく/狭衣 1
(水などが)粒のようにほとばしり出るさま。 「女いらへもせで-と泣きぬ/落窪 1」 「刀に従ひて血の-と出で来けるを/宇治拾遺 4
ことこまかなさま。くわしいさま。 「ことわりなる由を、-と聞ゆれば/源氏 総角
口の中でぶつぶつ言うさま。 「算盤の-いやんなやかましい/浄瑠璃・五十年忌
胸さわぎのするさま。どきどき。 「いといみじく、胸-と鳴る心地す/源氏 若菜下
針を刺したり、物を切ったりするさまを表す語。ぶつぶつ。ぷつぷつ。 「 -と長く縫ひつけて/宇津保 俊蔭」 「(鯰ヲ)-ときり入れて/宇治拾遺 13
物の煮える音を表す語。ぐつぐつ。 「豆を煮ける音の-となるを聞き給ひければ/徒然 69
文字を続けて書かないで、離して書くさま。 「陸奥紙五、六枚に-とあやしき鳥の跡のやうに書きて/源氏 橋姫

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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