日本大百科全書(ニッポニカ) 「ツルカコソウ」の意味・わかりやすい解説 ツルカコソウつるかこそう / 蔓夏枯草[学] Ajuga shikotanensis Miyabe et Tatewaki シソ科(APG分類:シソ科)の多年草。茎は直立し、高さ10~30センチメートル。5~6月、茎の先に花穂をつくり、淡青紫色の唇形花を開く。花が終わると茎の下部から長い走出枝を出し、その先に来年の新株をつくる。日当りのよい草原に生え、本州、南千島に分布する。近縁種にカイジンドウやジュウニヒトエがある。[村田 源 2021年9月17日][参照項目] | ジュウニヒトエ ツルカコソウ〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例