テオドールフォン・カルマン(その他表記)Theodore Von Kármán

20世紀西洋人名事典 の解説

テオドール フォン・カルマン
Theodore Von Kármán


1881.5.11 - 1963.5.7
空気力学者。
元・カリフォルニア工科大学グッゲンハイム航空研究所初代局長,元・カリフォルニア工科大学名誉教授。
ハンガリー出身。
大学教授で教育の権威である父モールに工学に導かれ、ブタペスト王立工科大学卒業、母校助教授、その後ゲッティンゲンで特別研究員となる。1909年プラントルと共に飛行船の風洞研究により博士号取得、戦争時はオーストリア・ハンガリー陸軍で航空学を研究。’26年渡米、アーヘン研究所とカリフォルニア工科大学グッゲンハイム航空研究所で研究、米国でロケット研究に大きく貢献。国際理論応用力学連合、国際航空工学委員会、国際宇宙航行アカデミー等国際組織の中心となり、ロケットと航空機計画の基礎を築く。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

テオドール・フォン カルマン

生年月日:1881年5月11日
アメリカの流体力学,航空力学の理論家
1963年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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