てしか

精選版 日本国語大辞典 「てしか」の意味・読み・例文・類語

て‐しか

  1. ( 願望を表わす終助詞「しか」が、完了助動詞「つ」の連用形「て」をうけたもの。後世「し」「か」は濁音にも。下に感動助詞「も」「な」が付くこともある ) 自己動作に関する願望を表わす。
    1. [初出の実例]「なかなかに人とあらずは酒壺になりに而師鴨(てシかも)酒にしみなむ」(出典万葉集(8C後)三・三四三)
    2. 「いかでこのかぐや姫を得てしかな、見てしかなと」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む