ディジゴセカ(読み)でぃじごせか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ディジゴセカ」の意味・わかりやすい解説

ディジゴセカ
でぃじごせか
[学] Dizygotheca

ウコギ科(APG分類:ウコギ科)の常緑低木ないし小高木。園芸界では旧属名のアラリアの名でよばれることがある。ニュー・カレドニアやポリネシアに15種が分布する。エレガンティシマ種(モミジバアラリア)は高さ8メートルになる。葉は5~10枚の小葉からなる掌状複葉で、互生し、光沢があり、赤色を帯びる。小葉には切れ込みが入る。成木になると葉は暗緑となり形も変わってくる。

 3~5号鉢に植え、冬は12℃以上を保つ。夏は日陰に置き、やや湿りぎみで管理する。繁殖は取木、挿木による。

[坂梨一郎 2021年11月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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