デボン島(読み)デボントウ

デジタル大辞泉 「デボン島」の意味・読み・例文・類語

デボン‐とう〔‐タウ〕【デボン島】

Devon Islandカナダ、ヌナブト準州北部、北極海諸島北部の島。同諸島北部のクイーンエリザベス諸島の南東端に位置し、ランカスター海峡を隔ててバフィン島と相対する。比較的標高が高い無人島で、氷河およびツンドラが広がる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「デボン島」の意味・わかりやすい解説

デボン島
でぼんとう
Devon Island

カナダ北部、カナダ北極海諸島一つ。同諸島北部を占めるクイーン・エリザベス諸島の南東端にあり、ヌブナート・テリトリーのフランクリン地区に属す。面積5万4030平方キロメートル。南にランカスター海峡を挟みバフィン島がある。東部では標高1000メートル以上の所が多く、氷河が広がり、それ以外は岩石ツンドラ地域である。西海岸は比高200メートル前後の崖(がけ)となっている。

[大竹一彦]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デボン島」の意味・わかりやすい解説

デボン島
デボンとう
Devon Island

カナダ,ヌナブト准州に属する島。本土北東沖合い,バフィン島の北に位置する。 1616年ウィリアム・バフィンにより発見された。東西幅 515km,南北幅 130~160km。面積5万 4030km2西部では標高 600m程度だが,東部では 1920mになり,氷床がある。

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