ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デュフール」の意味・わかりやすい解説
デュフール
Dufour, Guillaume-Henri
[没]1875.7.14. ジュネーブ近郊
スイスの土木技師,軍人。パリなどで学んだのち,ナポレオン軍に入り,1817年除隊。帰国して公共建設を監督。 18年トゥーンに軍学校を創設,首席教官となった。 31年参謀長,47年連邦軍最高司令官に選出され,カトリック諸州の分離同盟 (ゾンダーブント) と戦った (→ゾンダーブント戦争 ) 。 49,56,59年にも最高司令官に選ばれ,国難に対処した。 64年のちの赤十字の端緒となったジュネーブ国際会議を主宰。保守派として連邦議員にも選ばれた。
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