デューズベリー(その他表記)Dewsbury

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デューズベリー」の意味・わかりやすい解説

デューズベリー
Dewsbury

イギリスイングランド中北部,ウェストヨークシャー地域中部,カークリーズ地区の町。リーズ南南西約 14km,ペナイン山脈東麓にあり,コールダー川に臨む。のちに初代ヨーク大司教となった聖パウリヌスが 627年ここで説話を行なったといわれ,またロビン・フッドが死亡し埋葬された地といわれる。13世紀には毛織物工業が立地していたが,町の発展産業革命ののちで,以降毛織物工業の大中心地となった。20世紀後半になると織物工業は衰退し,機械工業軽工業などが行なわれるようになった。人口 5万4341(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android