デラベラ(その他表記)Stefano della Bella

改訂新版 世界大百科事典 「デラベラ」の意味・わかりやすい解説

デラ・ベラ
Stefano della Bella
生没年:1610-64

イタリアの画家,版画家。フィレンツェに生まれ,彫刻家の息子であったが,J.カロが師事したR.カンタガリーナのもとで版画を学ぶ。1639-50年のパリ滞在中オランダを旅行(1646)。帰国後,コジモ・デ・メディチの師となり,その間,1000点余りの風景と祝典を中心とした銅版画を制作。初期には,カロの影響を強く受けたが,のちには,柔らかい筆触で対象を動的にとらえる画法を確立。また自然描写や遠近法を生かした絵画的効果は,戸外制作やレンブラントなどオランダの画家の影響に負うところが大きい。1648年以降,後世の版画家の手本となるデッサン集を制作した。
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