とっさの日本語便利帳 「デルフト焼き」の解説 デルフト焼き デルフト(Delft)▼オランダ南西部の都市で、ハーグ市南東に位置し、現在の市街周辺は工業地帯。歴史的には法学者グロティウスの生誕地であり、また一五八四年に独立戦争の指導者オランイェ公ウィレム一世が暗殺された地である。ここで生産される陶器「デルフト焼き」は一四世紀から生産され、一七~一八世紀中頃には全ヨーロッパで有名となった。デルフト焼きは酸化錫の釉による彩色陶器であり、白地に青の模様があるものが多い。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by