デービッドマシューズ(英語表記)David Matthews

現代外国人名録2016 「デービッドマシューズ」の解説

デービッド マシューズ
David Matthews

職業・肩書
ジャズ・キーボード奏者,作曲家,編曲家

国籍
米国

生年月日
1942年4月3日

出生地
ケンタッキー州ソノーラ

グループ名
グループ名=マンハッタン・ジャズ・クインテット〈MJQ

学歴
ルイスビル・ミュージック・アカデミー〔1960年〕卒,シンシナチ音楽院〔1964年〕卒,イーストマン音楽院

学位
博士号

受賞
グラミー賞(2回)

経歴
小さい頃からピアノを習い、早くからピアノトリオでジャズ演奏を行う。1958〜60年ルイスビル・ミュージック・アカデミーでフレンチホルン、作曲を専攻。ドン・マレー、サム・ディメンソンらの個人指導も受けた後、音楽大学に進み、作曲科で博士号を取得。一時音楽教師をするが、’70〜73年ジェームス・ブラウンのバック・バンドで編曲指導者として活躍し、’74年よりニューヨークのジャズクラブ“ファイヴ・スポット”に自分のバンドを率いて出演、本格的な創作活動に入る。その後作・編曲者としてポール・サイモンの「時の流れに」やビリー・ジョエルの「イノセント・マン」などの曲を担当し、ミリオン・セラーとなった。’84年日本のキング・レコードの企画により、マンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)が結成され、そのリーダーとなる。’89年マンハッタン・ジャズ・クインテットの拡大版としてマンハッタン・ジャズ・オーケストラ(MJO)を結成、リーダー、アレンジャーを務める。アルバムに「ヘイ・デューク!」(’99年)、「バッハ2000」(2000年)、「A列車で行こう」(2004年)、「スペイン」(2008年)、「スティル・クレイジー」(2015年)など。日本通として知られ、来日多数。2015年MJQ30周年記念ツアーで日本全国を回る。キャプテンハットをトレードマークとする。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android