トウ・あらう

普及版 字通 「トウ・あらう」の読み・字形・画数・意味


9画

[字音] トウ(タウ)
[字訓] あらう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は兆(ちよう)。兆は卜兆がはじけて(や)け裂ける形。勢いよく水滴の飛ぶ意で、水であらうことをいう。〔説文〕十一上西臨の水名とするが〔書、顧命〕に「王乃ち水に(たうくわい)す」とあり、王が臨終に及んで、水で手や顔を清めることをいう。米をとぐなどの意にも用いる。

[訓義]
1. あらう、きよめる、髪洗う、手洗う。
2. 米とぐ、あらいすすぐ。
3. 字はまた淘に作る。

[古辞書の訓]
名義抄 アラフ・ユル・テアラフ/ テアラヒオモテアラフ語彙は淘字条参照。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む