普及版 字通 「トウ・あらう」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] あらう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は兆(ちよう)。兆は卜兆がはじけて(や)け裂ける形。勢いよく水滴の飛ぶ意で、水であらうことをいう。〔説文〕十一上に西臨の水名とするが〔書、顧命〕に「王乃ち水に(たうくわい)す」とあり、王が臨終に及んで、水で手や顔を清めることをいう。米をとぐなどの意にも用いる。
[訓義]
1. あらう、きよめる、髪洗う、手洗う。
2. 米とぐ、あらいすすぐ。
3. 字はまた淘に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アラフ・ユル・テアラフ/ テアラヒオモテアラフ
[熟語]
▶・盥▶・汰▶・▶・米▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報