ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥクピタ」の意味・わかりやすい解説 トゥクピタTucupita ベネズエラ北東部,デルタアマクロ准州の州都。オリノコ川河口の低湿な三角州の西部にあり,同川の主要分流マナモ川にのぞむ。 1885年建設され,周辺に産するトウモロコシ,バナナ,カカオ,サトウキビ,タバコなどの集散地となったが,1960年代なかば,マナモ川にダムが建設され,また准州内の石油産業が発展するとともに,市経済が大きく変った。現在市内に製油所があり,准州内の油田からパイプラインで送られてくる原油を精製する。ダムの上を通って,西のモナガス州の州都マトゥリン方面からの道路が通じている。人口4万 946 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by