ととき

精選版 日本国語大辞典 「ととき」の意味・読み・例文・類語

ととき

  1. 〘 名詞 〙
  2. あまずら(甘葛)」の古名。〔本草和名(918頃)〕
  3. 植物ききょう(桔梗)」の異名。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
  4. 植物「つりがねにんじん(釣鐘人参)」の異名。《 季語・秋 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
  5. 植物「おどりこそう(踊子草)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ととき」の意味・わかりやすい解説

トトキ
ととき

ツリガネニンジン

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のとときの言及

【ツリガネニンジン(釣鐘人参)】より

…太い根や根茎は薬用植物のチョウセンニンジンにたとえられた。地方によってはトトキとよばれ,若芽や根は食用とされる。〈山でうまいはオクラにトトキ,里でうまいはウリ,ナスビ〉という俚謡がある。…

※「ととき」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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