20世紀西洋人名事典 「トニーウォルトン」の解説
トニー ウォルトン
Tony Walton
1939.10.24 -
英国の映画技術者。
サリー生まれ。
整形外科医の子として生まれ、大学に通うかたわら絵を学ぶ。1952年ロンドンに出、兵役を経てマガジンなどの雑誌の挿絵を描き、やがてロンドン、ニューヨークにおいて舞台装置や衣装デザインを担当するようになる。地方芝居を経て、ブロードウェイでデビュー。’70年代に入ると、ロンドン、ニューヨーク、オーストラリアでも活躍。’59年ジュリー・アンドルーズと結婚するが’67年離婚。「ヴァルマウス」(’58年)、「ゴールデン・ボーイ」(’64年)、「メリー・ポピンズ」(’65年)など担当した作品は数多い。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報