トブルク(その他表記)Ṭubruq

関連語 藤田

改訂新版 世界大百科事典 「トブルク」の意味・わかりやすい解説

トブルク
Ṭubruq

リビア東部の地中海に面する港湾都市で,キレナイカ州デルナ県の中心地。人口9万4000(1984)。第2次世界大戦期の1941年,重要な軍事的拠点となり,42年のイギリス軍進攻まで当地はイギリス・ドイツ両軍の激戦の舞台となった。イギリスは,53年イギリス・リビア条約によってここを軍事基地として租借し,またブリティッシュ石油会社が内陸部油田開発に伴い敷設した送油パイプラインの終点,石油積出港として重要となった。リビア革命後の70年5月28日,租界を解消し当地のイギリス軍基地は撤去された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む