20世紀西洋人名事典 「トマスマートン」の解説
トマス マートン
Thomas Merton
1915.1.31 - 1968.12.10
米国の詩人,司祭,社会評論家。
元・トラピスト修道会修道士。
フランス生まれ。
幼少時米国に渡り、1933〜34年ケインブリジ大学に学び、’39年コロンビア大学を卒業。’40〜41年ボナヴェンテュア・カレッジ講師を経て、’41〜68年トラピスト修道会修道士。黒人の人権運動、平和運動に深く関わりより広い視野を求めて仏教へも関心を深めた。自叙伝「七層の山」(’48年)でピュリッツァー賞を受賞し、ベストセラーとなった。著書「現代の聖人とは」(’63年)、詩集「Cables to the Ace」(’68年)、「Collected Poems」(’78年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報