トマスリン肥(読み)トマスりんぴ(その他表記)Thomas phosphate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トマスリン肥」の意味・わかりやすい解説

トマスリン肥
トマスりんぴ
Thomas phosphate

含リン銑鉄を利用するトマス製鋼法の副産物である鉱滓を破砕したリン酸肥料。主成分はリン酸四石灰ケイ酸石灰との結合した複塩で,シリコカルノタイトと呼ばれる。暗灰色の粉末で 12~20%のリン酸と 40~50%の石灰を含み,どんな土壌にも適するが,塩基性肥料なので特に酸性土壌,泥炭地土壌,牧草地土壌,腐植土などに対して施肥効果が大きい。水溶性リン酸でないため前作の肥効は過リン酸石灰に及ばないが,後作の肥効を考慮すればほぼそれに匹敵する。原則としては元肥に使う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む