塩基性肥料(読み)エンキセイヒリョウ

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩基性肥料」の意味・わかりやすい解説

塩基性肥料
えんきせいひりょう
basic fertilizer

水溶液がアルカリ性を示す肥料の総称。化学的塩基性肥料と生理的塩基性肥料に分けられる。前者は肥料そのものが塩基性を呈するもので,草木灰,炭酸カリウム,下肥など。後者は微生物の生理作用や植物の吸収作用を受けたのち塩基性を示すもので,油かす,魚肥,チリ硝石など。いずれも酸性土壌に施肥するのに適している。硫安,塩安,過リン酸石灰などの酸性肥料と配合すると,窒素分の揮発やリン酸分の不溶化が起きるが,塩基性肥料相互の配合はさしつかえない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む