トルクメナバート(読み)とるくめなばーと(その他表記)Turkmenabat

デジタル大辞泉 「トルクメナバート」の意味・読み・例文・類語

トルクメナバート(Türkmenabat)

トルクメニスタン東部の都市。旧称チャルジョウ。アムダリア川中流部に位置し、河港を有す。19世紀末、ロシア南下政策によって要塞が築かれたことに起源する。繊維産業、農畜産業が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「トルクメナバート」の意味・わかりやすい解説

トルクメナバート
とるくめなばーと
Turkmenabat

トルクメニスタン共和国レバプ州の州都。旧称チャルジョウChardzhou。アムダリヤ中流部にある河港都市。人口20万3000(1999)。生糸綿糸、履物工業のほか、食肉乳製品、ぶどう酒などの製造業、果物穀物などの農・畜産業も発達する。また船舶修理、人造毛皮、人造肥料製造などの工場も活気を呈する。19世紀にブハラ・ハン国を抑えるためにロシア政府が建設した要塞(ようさい)が町の起源である。

[山下脩二]

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