とんぼ玉(読み)とんぼだま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「とんぼ玉」の意味・わかりやすい解説

とんぼ玉
とんぼだま

ガラス玉一種で,2色以上の色ガラスを用いて,玉の表面に円文や渦巻文のような簡単な文様を表わしたもの。紺青色の地に,白色,黄色などの文様を散らしたものが多く,とんぼの複眼を連想して命名されたと思われる。日本では,香川県古墳宮城県横穴で出土するほか正倉院にも保存されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む