20世紀西洋人名事典 の解説
トーマス・エドモント デューイ
Thomas Edmund Dewey
1902.3.24 - 1971.3.16
米国の政治家,法律家。
元・ニューヨーク州知事。
ミシガン州生まれ。
ミシガン大学(’23年)卒,コロンビア大学卒。
別名Thomas Edward Dewey。
ニューヨーク地方検事補、同検事を歴任し、組織犯罪の摘発で才能を発揮する。1942年、ニューヨーク州知事に当選し、以降3期在任する。’44年、’48年の2度にわたり、共和党大統領候補として大統領選挙に出馬するがF.D.ルーズベルト、トルーマンに破れ、落選する。’48年の選挙では、ほとんどの世論調査などで、デューイの当選を予測していた。’54年、政界を引退し、弁護士となる。’59年から’66年まで日本貿易振興会顧問。著書として、「The Case against the New Deal」(’40年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報