トーマス・ハントモーガン(その他表記)Thomas Hunt Morgan

20世紀西洋人名事典 の解説

トーマス・ハント モーガン
Thomas Hunt Morgan


1866.9.25 - 1945.12.4
米国遺伝学者,発生学者。
元・カリフォルニア工科大学生物学実験所所長。
ケンタッキー州レキシントン生まれ。
1890年ジョーンズ・ポプキンス大学で学位を取得後、1891〜1904年ブリン・モア女子大学准教授、’04〜28年コロンビア大学教授、’28〜45年カルフォルニア工科大学教授を歴任。この間、発生学の研究を経て、1900年にメンデル法則の再発見とともに遺伝学に進む。’07年頃からショウジョウバエを実験材料にして研究を行い、’10年突然変異体を発見し、以後精力的に伴性遺伝連鎖などの現象を解明するなど遺伝学の基礎を確立する。’33年、これらの業績が認められノーベル生理・医学賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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