現代外国人名録2016 「ドゥンガ」の解説
ドゥンガ
Dunga
- 職業・肩書
- サッカー指導者 サッカー・ブラジル代表監督
- 国籍
- ブラジル
- 生年月日
- 1963年10月31日
- 出生地
- リオグランデ・ド・スル州イジェイ
- 本名
- ヴェーリ,カルロス・カエタノ・ブレドルン〈Verri,Carlos Caetano Bledorn〉
- 受賞
- JリーグMVP〔1997年〕
- 経歴
- 父はプロサッカー選手、母は歴史と地理の教師。ドゥンガはあだ名で、子供の頃小柄だったため、童話「白雪姫」に出てくる7人のこびとの一人からつけられた。現役時代は守備的MFで、17歳でインテルナシオナルに入団。1985年コリンチャンス、’86年サントス、’87年ヴァスコ・ダ・ガマに移籍。同年渡欧し、フィオレンティーナ(イタリア)、VFBシュツットガルト(ドイツ)などでプレー。’96年からJリーグのジュビロ磐田(静岡県)に加入。’97年初の年間優勝に導き、JリーグMVPを獲得。’99年古巣のインテルナシオナルで引退し、ジュビロ磐田テクニカルアドバイザーに。ブラジル代表としては、’90年W杯イタリア大会、’94年W杯米国大会、’98年W杯フランス大会に出場。ボランチとして強烈なリーダーシップを発揮、’94年米国大会途中から主将となり優勝、フランス大会でも主将としてブラジルの準優勝に貢献。ピッチ上で仲間を叱り、鼓舞する姿から“鬼軍曹”“闘将”と呼ばれた。指導者の経験がないにもかかわらず、2006年W杯後、ブラジル代表監督に就任。守備的サッカーを目指し、2007年南米選手権優勝、2008年北京五輪銅メダル、2009年コンフェデレーションズ杯優勝。2010年W杯南アフリカ大会では南米予選を1位通過したものの、ブラジルは2大会連続で準々決勝敗退に終わり、退任。2011年8月カタールのアルラーヤン監督を経て、2012年12月古巣インテルナシオナル監督に就任するが、2013年10月成績不振のため解任。2014年7月ブラジル代表監督に復帰。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報