精選版 日本国語大辞典 「どぶ釣り」の意味・読み・例文・類語
どぶ‐づり【どぶ釣】
- 〘 名詞 〙 ( 「どぶ」は淵のこと ) 釣りで、流れのゆるい深い淵で重いおもりを用いて毛針を沈めて釣る釣り。多く、鮎釣りで行なわれる。〔釣百科(1951)〕
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[釣り]
アユの漁法は,昔からはぐくまれてきたものであり,アユの独特な生態を利用しており,その時期ごとのかっこうの風物詩となっている。まだ動物食のころは,昆虫に似せた毛針を水中に沈め川底を流して釣る沈み釣り(どぶ釣り)があり,毛針の種類とその精巧さには目を見張るものがある。アユのなわばり行動を利用して,おとりアユをなわばり域に近づけ,それに攻撃してくるアユをおとりアユのまわりに配した針で引っ掛けて釣る〈友釣り〉は,手ぎわよさといかにアユの好むポイントを見つけるかが肝心である。…
※「どぶ釣り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」