ドルポポヴィッチ(英語表記)Doru Popopvici

20世紀西洋人名事典 「ドルポポヴィッチ」の解説

ドル ポポヴィッチ
Doru Popopvici


1932 -
ルーマニア作曲家。
ブカレスト音楽院でヨラに作曲を学び、1968年ダルムシュタット現代音楽講習に出て、西欧の現代音楽に影響された管弦楽、室内楽、合唱曲を書く。古い音楽に目を向け、旋法とセリエルの手法を取り入れ、変化に富んだリズムによって鋭い現代的な表現を生み出している。主な作品に管弦楽「ビザンチンの詩」(’68年)、シンフォニエッタ「ビザンチン」(’68年)、ルーマニア現代絵画の印象による五重奏曲「トゥクレスクに捧ぐ」(’67年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android