最新 地学事典 「ドロマイト鉱床」の解説
ドロマイトこうしょう
ドロマイト鉱床
dolomite deposit
苦灰石鉱床とも。堆積岩中の層状鉱床(初生的堆積物と続成作用),カーボナタイト中の鉱床,石灰岩の断層・割れ目に局部的に生成した後生鉱床,卑金属の鉱化作用に伴うドロマイト化作用によるものなどがある。堆積鉱床は各地質時代に分布するが,先カンブリア時代に特に多い。日本の層状鉱床は新第三紀・白亜紀・ペルム紀にあり,ペルム系を稼行。栃木県葛生,岐阜県春日・谷汲・舟伏など。品位はMgO 17~20%。国内年産は319万t(2020)で鉄精錬用・土建用に供給。
執筆者:岡野 武雄・平野 英雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

