20世紀西洋人名事典 「ドンウォーカー」の解説
ドン ウォーカー
Don Walker
1907.10.28 -
編曲者。
ニュージャージー生まれ。
小さいときからフルート、トロンボーンなどを習い、高校入学までにはひととおり楽器をこなすようになった。大学で経済学を学び、そのころからラジオでフレッド・ウォーキングの編曲を行うようになり、’34年にはアル・グッドマン、’35年にはシグマンド・ロムバーグの編曲をした。’35年頃からブロードウェイで編曲を行うようになり、バートン・レイン、ヒュー・マーティンなどの編曲をしたが特にロムバーグとの結びつきが強く、「ピンク・タイツの娘」(’54年)に加筆、上演した。「屋根の上のバイオリン弾き」(’64年)、「キャバレー」(’66年)、「ロスチャイルド家」(’70年)では美しい編曲を聞かせた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報