ナイル語系諸族(読み)ナイルごけいしょぞく(その他表記)Nilotes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナイル語系諸族」の意味・わかりやすい解説

ナイル語系諸族
ナイルごけいしょぞく
Nilotes

南スーダン南部,ウガンダ北部など上ナイル地域とケニア西部に居住するナイル諸語を話す諸民族の総称ナイロートともいう。地理的には,ディンカ族ヌエル族シルーク族アヌアク族などの北群,アチョリ族ランゴ族アルア族などの中群,ルオ族などの南群に,言語的には,ルオ,シルーク,アヌアク,アチョリ,ランゴなどのルオ語系と,ディンカ=ヌエル語系に大別される。人口は 20世紀末時点で約 700万。一般に,ウシを主とする牧畜民で,ウシを地位の象徴,婚資,犠牲獣として用いる。また鍬耕作を加えた混合経済を営む。

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