なんぼう

精選版 日本国語大辞典 「なんぼう」の意味・読み・例文・類語

なん‐ぼう

  1. 〘 副詞 〙 ( 「なんぼ」の変化したもの )
  2. なんぼ
    1. [初出の実例]「さ候はば、景時仕りて見候はばやと申せば、なんぼうの、梶原は銅拍子ぞ、と左衛門に御尋ねあり」(出典:義経記(室町中か)六)
  3. なんぼ
    1. [初出の実例]「ワタクシワ nanbô(ナンボウ)ナリトモ カタリマラショウ」(出典:天草本平家(1592)一)
  4. なんぼ
    1. [初出の実例]「なんぼうこなんが、仁体(じんてい)らしい事云やっても、そりゃ行かぬ」(出典:歌舞伎濃紅葉小倉色紙(1816)三)
  5. 常識の程度を越えた一つの事態への驚きの気持を表わす。なんと。どこまで。まことに。ひどく。
    1. [初出の実例]「なんぼう恐ろしき物語りにて候ぞ」(出典:謡曲・道成寺(1516頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む