ニコライノーソフ(その他表記)Nikolay Nikolaevich Nosov

20世紀西洋人名事典 「ニコライノーソフ」の解説

ニコライ ノーソフ
Nikolay Nikolaevich Nosov


1908 - 1976
ソ連の児童文学作家。
キエフ生まれ。
大学卒業後、約20年間、科学、教育映画の演出に携わった後、1938年に子供向きの短編童話「ひょうきん者たち」でデビューした。他に「ぴよぴよ一家」(’49年)、「ネズナイカとその友だちの冒険」(’54年)などの長編3部作もあり、’69年には国家賞を受賞した。日常生活の中で子供の心理を捉え、さりげない教訓性とユーモラスな作風で、’51年には「ピーチャと学校友だち」(’51年)でスターリン賞を受けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android