ニコライレーリヒ(その他表記)Nikolai Konstantinovich Rerikh

20世紀西洋人名事典 「ニコライレーリヒ」の解説

ニコライ レーリヒ
Nikolai Konstantinovich Rerikh


1874.9.27 - 1947.12.12
ソ連画家,思想家,探索家。
ロシア出身。
1898年美術アカデミーを卒業、パリに留学後画家になる。1910年代は教会壁画モザイク、舞台装飾に新境地を開き、’20年渡米。ヨーロッパ諸国、アメリカを放浪し’24〜28年チベットやモンゴルを探索。’29年以降はインド北部に居を定め、「ウルスワチ」というヒマラヤ研究所を創立した。考古学や古代スラブ世界に多く画題を求め、戦時の文化財保護条約に貢献。他に今世紀初頭の前衛芸術運動に功績があり、旅行記「アルタイーヒマラヤ」(’29年)を著作。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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