デジタル大辞泉 「にしが」の意味・読み・例文・類語 にしが[終助] [終助]《完了の助動詞「ぬ」の連用形「に」+終助詞「しか」から》動詞・動詞型活用語の連用形に付く。願望を表す。…たいものだ。→てしが →にしがな「伊勢の海に遊ぶ海人あまともなり―波かきわけてみるめかづかむ」〈後撰・恋五〉[補説]上代は清音「にしか」、後世「にしが」に音変化したというが、上代に例は認められない。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例