ニトロソベンゼン

化学辞典 第2版 「ニトロソベンゼン」の解説

ニトロソベンゼン
ニトロソベンゼン
nitrosobenzene

C6H5NO(107.11).フェニルヒドロキシルアミンを硫酸中,二クロム酸ナトリウムで酸化すると得られる.無色結晶.融点68~69 ℃,沸点57~59 ℃(24 kPa).揮発性で,リグロインなど通常有機溶媒に溶けて青緑色を呈する.不安定な化合物で,暗室中でも徐々に分解する.濃硫酸により二量化して,フェニル(4-ニトロソフェニル)ヒドロキシルアミンになる.[CAS 586-96-9]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む